これからセンター試験の数学②「情報関係基礎」を受験される方を対象として、「情報関係基礎」の概要と過去問の解説を学習できます。
平成25年度(2013年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
608 | 57.32 | 100 | 8 | 17.68 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
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平成24年度(2012年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
651 | 56.89 | 100 | 12 | 18.65 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.16進数から10進数への変換、b.10進数から2進数への変換(応用)、c.2進数から16進数への変換(応用)、d.2進数の応用、e.データ容量の計算、という問題構成となっている。特に難しい問題はなく、それぞれの基礎力があれば難なく解くことができると思われる。
問2
圧縮に関する用語や圧縮の性質に関して具体的に問う問題。
問3
インターネットで情報をやり取りする際の簡単な暗号化に関する問題。
第2問(必答) [配点:35点]
競技大会のトーナメントを例に、コンピュータで数式をあらわす表記法に関する問題。
第3問(選択) [配点:35点]
分銅を用いて上皿天秤を釣り合わせるプログラムを考える問題。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、テーマパークのアトラクションをまわる計画を考える問題。
平成23年度(2011年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
650 | 63.46 | 100 | 12 | 18.76 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.16進数から10進数への変換、b.2進数同士の差を10進数へ変換、c.2進数から10進数への変換(応用)、d.16進数の桁数の計算(応用)、e.画素数の算出、という問題構成となっている。特に難しい問題はなく、それぞれの基礎力があれば難なく解くことができると思われる。
問2
各問にそれぞれ解答群が設けられた形となっている。 a.システム開発に関する用語、b.情報の伝達に関する用語、c.ネットワークに関する用語、d.データの圧縮に関する用語、e.暗号方式に関する用語、という問題構成となっている。どれも基礎的な用語となっているので解きやすいと思われる。
問3
命令にしたがって、平面上のマス目に表される画像を考える問題。命令をもとにどのような図形が描かれるか考える能力が必要となる。
第2問(必答)[配点:35点]
ド、レ、ミ、ソの4種類の音に、0と1の短いビット列を用いて、曲を離れたところにいる相手に伝える問題。曲のビット列や音列、ビット数などを考える問題から構成されている。
第3問(選択) [配点:35点]
生徒数50人のクラスの試験点数を集計し、試験点数の順位表を表示する問題。平均点や最高点、最低点、点数ごとの人数などを求めるアルゴリズムなどから構成されている。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、選挙の比例代表制による選出をシュミレーションする問題。得票数に基づく議席配分やドント方式による議席配分を考える問題などから構成されている。
平成22年度(2010年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
606 | 59.91 | 100 | 6 | 19.18 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.10進数から2進数への変換、b.2進数同士の和を10進数へ変換、c.2進数の個数計算(応用)、d.2進数から10進数の変換(応用)、e.16進数の応用、という問題構成となっている。2進数から10進数、10進数から2進数への変化や2進数の計算、16進数の基本的な知識があれば解くことができると思われるが、cとdは少し応用的な問題なので時間がかかってしまう人もいるかもしれない。そのような場合は一度落ち着いて、具体的な数字を考えて解くようにしたい。
問2
高等学校でのWebページ公開を具体例にしたネットワークの基本的な知識問題。
問3
命令にしたがって、x-y平面上に図形を描くプログラムの図形予測や命令の穴埋めをする問題。命令をもとにどのような図形が描かれるか予測する能力や描かれた図形がどのような命令構成かを考える能力が必要となる。
第2問(必答) [配点:35点]
AさんBさん二人で異なる番号が書かれた札を、互いに素である番号のみを1枚ずつ取り合うゲームについて考える問題。取る札の順番やそれぞれの番号の関係を図で考える問題、勝てる作戦を考える問題などから構成されている。
第3問(選択) [配点:35点]
正の整数値を漢数字で表示するプログラムを考える問題。例えば123456789を漢数字表示すると一億二千三百四十五万六千七百八十九となる。このような処理をするプログラムを考える。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、年と月を指定してカレンダー表示させる問題。閏年を処理する問題なども含まれている。
平成21年度(2009年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
660 | 60.98 | 100 | 13 | 17.81 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.10進数同士の和から導いた2進数から、10進数の片方の数を逆算する問題、b.2進数と16進数で表すことができる桁数を計算する問題、c.16進数の特性を利用した問題、d.光の三原則を例に、表現できる色数からビット数を計算する問題、e.与えられた画素数の画像のサイズ計算と転送速度の計算をする問題、という問題構成となっている。全体的に応用色の強い問題となっており、落ち着いて具体的な数字を考えて解くようにしたい。
問2
コンピュータにおける様々な情報の表し方や処理に関しての知識を問うた問題。解答群にはあまり聞きなれない用語なども含まれており、難易度は少し高いように思われる。消去法などを駆使して、大きな失点をしないように解くようにしたい。
問3
5行21列のタイル状の模様を用いて表現される文字列を読み取る問題。各文字、記号に対応するパターンが用意されており、それを用いて文字を読み取る。
第2問(必答) [配点:35点]
商品の受注管理システムを例に、ある特定の情報を検索するために不等号やAND、OR、NOTなどを用いた検索式を考える問題や検索で得られる結果を考える問題などから構成されている。
第3問(選択) [配点:35点]
2~100の整数が素数であるかどうかを判別する処理や、その処理のプログラム表記を考える問題から構成されている。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、学校内にある段差に特定の条件にしたがってスロープが設置できるかどうかを判断する問題。それに関わる表計算ソフトの計算式などを考える。
平成20年度(2008年度)
過去問
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訂正
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
622 | 68.28 | 100 | 10 | 19.53 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.ある桁数の2進数で表現できる整数の計算、b.2進数の桁移動による増減の計算、c.2進数同士の和を10進数へ変換、d.2のべき乗のバイト計算、e.2進数を応用した豆電球のパターン計算、という問題構成となっている。全体的に基本問題というよりは応用問題となっているが、難易度はそれほど高くはないと思われる。
問2
コンピュータの基本装置や、コンピュータへの入力装置などの基本的な知識を問うている。解答、解答群ともにコンピュータに関する基礎的な用語となっているため、解答するのにそう苦労しないと思われる。
問3
A、B、C、Dの4人の電子メールのやり取りを例に、電子メールの機能であるtoやcc、bccについての知識や動作を問う問題となっている。
第2問(必答) [配点:35点]
0または1の書かれたカードを使った景品獲得ゲームについて考える問題。与えられた手順やカードの決め方にしたがい、ゲームの進行を予測する問題やカードの組合せ総数を計算する問題などから構成されている。
第3問(選択) [配点:35点]
4人が行ったゲームの得点を例に、得点を高い順に並べ替える方法を考える問題。前半は具体的な並べ替えの様子を考え、後半ではその処理のプログラム表記を考える問題となっている。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、アンケートの回収数を処理する問題。アンケートの回収数が正しい値の範囲で入力されているかの確認処理の問題や既存のワークシートから新たなワークシートを作成する問題などから構成されている。
平成19年度(2007年度)
過去問
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解答
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概要
解説 :
ALL
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第1問
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第2問
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第3問
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第4問
受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 | 標準偏差 |
---|---|---|---|---|
595 | 62.06 | 100 | 8 | 18.95 |
(資料)独立行政法人 大学入試センター HPより
第1問(必答) [配点:30点]
問1
a.ビット数で表現できる数の個数の計算、b.バイト数で表現できる数の計算、c.10進数の整数を表現するためのビット数の計算、d.2進数同士の和を10進数へ変換、e.16進数同士の差を10進数へ変換、という問題構成となっている。ビットやバイト、2進数や16進数のしくみをしっかりと理解していれば、割と難なく解くことができると思われる。
問2
コンピュータネットワークに関する基本的な知識を問うている問題で構成されている。解答、解答群ともにコンピュータネットワークに関する基礎的な用語となっているため、解答するのにそう苦労しないと思われる。
問3
コンピュータウイルスに感染した2事例をもとに、その原因や防止策、対処方法を考える問題。
第2問(必答) [配点:35点]
体育大会などのイベントを実施するかどうかを、天気や風力、気温の関係から「実施」か「中止」を判定する問題。判定はルールを用いて行う。
第3問(選択) [配点:35点]
整数が書かれたブロックと演算記号が書かれたブロックを積み上げ、それぞれ計算をしてブロックの変遷とその処理のプログラム表記を考える問題。
第4問(選択) [配点:35点]
表計算ソフトを用いて、料理名と人数を入力すると、その料理に必要な材料名と分量が表示されるように処理する問題。
注意
センター試験 数学②「情報関係基礎」の受験や大学入試での使用は、場合によっては制約があったりすることがあります。
センター試験の実施要項や高校の進学担当の先生、大学の入試課などに確認するなど受験に当たっては十分に気を付けてください。
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